産科

妊婦検診

妊娠かなと思ったらまず受診をなさってください。ごくまれに子宮外妊娠のこともありますので、早めの受診をお勧めします。妊娠反応が陽性になって、予定生理が2週間遅れるまでの受診が目安です。

超音波検査

当院では3D/4Dエコーの取り扱いがあります。ご自身スマートフォンに動画をダウンロードできます。当院ではvoluson Expert 22という最新の超音波機器を使用しております。

Voluson Expert 22 – GE Healthcare

また、Fetal Medicine Foundation 認定 NT Certificateに認定されていますので、NT測定を希望者の方に行っております。

出生前検査

当院では、NIPT・コンバインド検査・クアトロ検査などの各種出生前検査を行っております。

入院

1.入院日数

原則、正常分娩の場合、4泊5日です。経過順調な方は短くなることがあります。

入院日数が短いので、不安な方は、産後ケアを利用し入院期間を延ばすことも可能です。

帝王切開の場合、産後6泊7日です。経過順調な方は短くなることがあります。

2.分娩入院の標準費用

普通分娩:44万円(±2万円)、帝王切開:53万円(±2万円)

但し、産科医療保障料12000円を含みます。

当院は産科医療保障制度加入機関です。

なお、経過によっては料金が上記以上になる方もいます。

3.お食事

2020年1月1日の朝食です。

帝王切開

モルヒネ併用脊椎麻酔で効果の高い鎮痛方法で施行しています。

新生児聴覚スクリーニング

1000人に1-2名程度の方が新生児難聴と言われています。早期発見が重要と言われています。

当院では、スクリーニングとして大事な検査のため、原則全員に自動聴性脳幹反応検査(AABR)をしております。

ご希望なさらない方はお申し出ください。税込み7000円です。

他院で出産なさった方や他院でスクリーニング用耳音響放射(OAE)で陽性の方の検査を行っております。

なお、2021年4月から、3000円が検査補助金として自治体よりつくようになりました。自己負担が4000円となります。

オプショナルスクリーニング

日本で生まれてくるすべての赤ちゃんは、治療しないと命に係わる重い障がいがでる可能性のある先天性の病気について検査します。これを新生児マススクリーニングと言います。この検査は、厚生労働省などの指導の下、各自治体が主体となって実施されている公的事業であり、患者さんの負担はありません。オプショナルスクリーニングは、新生児マススクリーニングの対象になっていませんが、以下の条件を満たす疾患について、あなたがオプションで選択できる有料の検査です。税込み12100円です。具体的には、ムコ多糖症Ⅰ型、Ⅱ型、ⅣA型、Ⅵ型、ファブリー病(男子のみ)、ポンぺ病、副腎白質ジストロフィー(男子のみ)、脊髄性筋萎縮症、重症免疫不全症の9つの疾患です。

1,治療法がある

2、その病気である可能性を調べる精度の高い検査方法がある。

3,先天代謝異常症の中でも比較的患者数は多い

4,病気が発症する前にみつけると治療効果を高め発症を事前に予防したり、重い障がいを防ぐtことが出来る

5,特徴的な症状が少なく、通常の診療で見つけることが難しい

なお、2024年から千葉市では重症免疫不全、脊髄性筋委縮症に関して、公費で補助出るようになりました。

サイトメガロスクリーニング

妊娠中のお母さんが初めてサイトメガロウイルスにかかると赤ちゃんが、無症状のことも多いのですが、重症の場合流産や死産・脳や聴覚障害などを生じることがあります。症状があるサイトメガロ感染は1000人に一人と言われています。そのため、生まれた赤ちゃんのおむつに濾紙を入れて、赤ちゃんの尿をしみこませ、その濾紙で赤ちゃんが妊娠中にサイトメガロウイルスに感染したかどうかを調べます。自費診療となり、税込み6600円です。

母乳相談

母乳に関するトラブルがあれば当院スタッフに、お気軽にご相談ください。診療時間内に受け付けております。他院で出産なさった方も、どうぞご相談ください。

産後ケア

「出産後に手伝ってくれる人がいない」、「授乳や赤ちゃんのお世話がうまくできるか心配」など、産後の育児や体調に、不安や困りごとはありませんか?

育児などに不安があり、サポートが必要なお母さんと赤ちゃんを対象に、助産師が心身のケアや育児指導等をおこなっています。詳しくは、千葉市のホームページをご覧ください、。

産婦健診

産後2週間、4週間を目途に当院を受診なさってください。産後のお母さん、赤ちゃんに安心して生活できるよう積極的に支援していきます。